私たちが「やさしさ」と聞いて思い浮かべるものって、人によって違うと思います。
でも、この動画に映る猫たちの姿こそ、本当のやさしさかもしれません。
怖がる子猫と、そっと寄り添う先住猫。
動画は、あきらかにおびえた様子の子猫から始まります。
新しい環境に、見知らぬ先住猫。
ちっちゃな体を必死に丸めて、シャーッと威嚇する姿に、胸がギュッとなりました。
それでも、先住猫は怒りません。
一歩、一歩、静かに子猫に近づいていきます。
「大丈夫。怖くないよ」
そんな声が聞こえてきそうなほど、落ち着いたやさしいまなざしです。
殴られても、引っかかれても、やさしさは止まらない
子猫の必死の抵抗に、先住猫はパンチをくらいながらも、ただ静かに受け止め続けます。
引き下がることも、無理やり近づくこともせず、ちょうどいい距離感で待ち続けます。
それはもう、“やさしさ”そのもの。
きっと先住猫も怖いはず。
でも、それよりも目の前の子猫を安心させたい気持ちの方が強かったんでしょうね。
徐々に心を開いていく、子猫の変化
何度も拒絶されながらも、あきらめなかった先住猫。
その想いが伝わったのか、子猫も少しずつ心を開いていきます。
最初はおびえていた目も、やがてやわらかくなり。
パンチも止まり、ぎこちなくも隣に座ってみたり。
その小さな変化に、見ているこっちは思わず泣いてしまいました。
人間にも通じる話。
誰かの不安や警戒心を本当に溶かすのは、言葉よりも“行動”と“姿勢”なのかもしれません。
殴られても傷ついても、目の前の命に手を差し伸べ続ける先住猫の姿に、私は「無償の愛って、こういうことなのかな」と思いました。
やさしい世界はちゃんとある
SNSやニュースを見ていると、嫌な出来事ばかりが目につきます。
でも、世界はそれだけじゃありません。
こんなにも美しく、やさしい世界も、ちゃんとあります。
猫たちが教えてくれた「本当のやさしさ」ぜひあなたも注目してみてください。
塾長仕事で疲弊した心にまじで沁みました





