HSP気質の私が、試用期間中に「もう無理だ…」と悩んだときに、本気で検討したのが「退職代行」でした。
自分で伝えるのがとにかく怖かったり、不安で眠れなかったりする人にとって、このサービスは本当に心強い選択肢なんです。
実際、最近はこの「退職代行」に注目が集まっていて、特に新社会人の方からの利用が急増しているそうです。
「OITOMA(オイトマ)」というサービスには、今年4月に入社したばかりの新入社員から、すでに131件もの依頼が寄せられているんだとか。
4月10日に放送された関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、OITOMAの藤澤歩美さんが、実際に寄せられた退職理由や相談の傾向について紹介していました。
番組には、母親としても知られる北斗晶さんと、退職経験のあるノンフィクションライターの石戸諭さんも出演され、それぞれの立場から意見を述べていました。
退職代行の依頼が特に多いのは、朝の時間帯なのだそうです。
前日までは「頑張ろう」と思っていた方が、朝になって気持ちがついていかず、相談されるケースがよくあるといいます。
塾長この気持ちすっごい分かります
企業側の反応も、以前と比べると少しずつ変わってきているようです。
設立当初は、「退職代行です」と伝えると強い反応が返ってくることも多かったそうですが、最近では「そうですか」と比較的冷静に受け止めてくれる企業も増えてきたそうです。
北斗晶さんは「自分の子どもが入社してすぐに辞めたいと言ったら、自分の口で伝えなさいと言います」と話していました。
辞めるという決断は本人の人生の一部なので、自分でしっかり考えて選んでほしいという思いがあるようです。
とはいえ、退職代行そのものに対しては全く否定的ではなく、「どうしても怖くて言い出せない人や、強いストレスを抱えている人には、こうしたサービスがあるべきだと思う」と話していたのが印象的でした。



北斗昌さんありがとうございます!
また、石戸諭さんは「今の経済状況が退職を後押ししている面もある」と述べていて、求人情報が豊富で次の仕事を見つけやすい今の時代だからこそ、辞めることに対するハードルが下がっているのかもしれません。と仰っていました。
ちなみに、実際に寄せられた退職理由には以下のようなものがありました。
「始業前のラジオ体操がつらかった」「休憩時間以外はスマホが使えなかった」「5分だけ残業させられた」など、理由はさまざまです。
中には「制服が似合わなかったから」という理由で、2日間出勤した後に退職を決めた方もいたそうです。
求人ページで制服姿のイメージは確認していたものの、実際に着てみると「これは毎日無理かも…」と感じたとのことでした。



辞めたいと思う理由は人それぞれです!
退職の背景には、その人にしかわからない気持ちや事情があるんです。
HSPの方が悩み過ぎず、もっと退職代行のハードルが下がればいいなと個人的に思いました。







