なぜ真面目でHSPな人は仕事をバックレたくなるのか？
「自分が弱いだけなのかもしれない」と悩んでいませんか？
責任感が強くて、空気を読みすぎて、周りに迷惑をかけたくない——。
そんな優しさを持つ人ほど、職場で静かに追い詰められていきます。
ここでは、なぜ真面目でHSP気質の人が「もう行きたくない…」「バックレてしまいたい…」と感じるようになるのか。
その背景を紐解いていきます。
真面目すぎる性格が職場で苦しくなる理由
真面目な人ほど、すべての仕事を完璧にこなそうとします。
失敗を恐れ、細かい部分まで気を配るため、常に気を張り詰めて働いてしまいます。
その結果、自分のキャパシティ以上に頑張ってしまい、疲れが溜まる一方となる悪循環に陥ってしまいます。
そして、周りからは「しっかりしている」「安心して任せられる」と思われてしまい、さらに仕事を抱え込みやすくなるのも特徴です。
「真面目さ」は美徳ではありますが、仕事の現場では“都合のいい人”として扱われることもあるのが現実です。
塾長がんばり屋さんは、がんばり続けなきゃいけない空気になってしまいます
HSPの人が職場環境に過敏に反応してしまうメカニズム
HSPの人は職場の人の視線や言葉のトーンなどに敏感に反応してしまいます。
感情や空気感にも影響を受けやすく、誰かが注意されているだけで自分もダメな気持ちになってしまうことがあります。
普通の人ならスルーできるような小さな指摘や皮肉でも、HSPの心には深く刺さります。
「迷惑をかけたかもしれない」「自分のせいかも」と無意識に自責の念を感じてしまうのです。
こうした繊細な感覚は本来、他人への思いやりにもつながる素敵な能力です。
ですが、職場というストレスの多い環境下では、それが“過敏さ”として表れ、心の負担になることが多くなります。
塾長人の心に寄り添える人ほど、自分の心が置き去りになります
「逃げたい」は甘えじゃない。バックレたくなる心理状態とは
仕事に行こうとすると動悸がする。
涙が出てくる。朝になるのが怖い。
そんな状態になってしまったら、心のSOSが出ているサインです。
真面目なHSPの人は、「バックレるなんて無責任」と思いがちです。
けれども、本当に危ないのは、限界を超えてまで職場に行き続けることです。
「逃げたい」と思うのは、心と身体が「もうムリだよ」と叫んでいる証拠。
それは決して甘えではありません。
むしろ、自分を守るために必要な“最終ブレーキ”です。
塾長逃げたいと思えるのは、自分の心がまだ壊れていない証拠です
私もそうだった。仕事をバックレたくなった超リアルな経験
ここでは、私自身が「もう無理だ…」と感じた実体験をもとに、心が限界を迎える瞬間や、どう自分を保ったのかをお伝えします。
HSPで真面目な気質を持っている人なら、きっと共感していただけると思います。
朝から空回り。初出勤で感じた“帰りたい”のサイン
再就職先での初出勤、私は気合いを入れまくって臨んでいました。
勤務先には、30分も早く到着し、勝手にやる気をアピール。（迷惑だったと思います）
そして、その意気込みは自己紹介の挨拶でも完全に裏目に出てしまい、言わなくもいいような、長めの自己紹介をしてしまい空気がどよめきました。
「やってしまった…」と心の中でつぶやきながらも、何とか平常心を保とうと、午前中をやり過ごしていましたが、やることなすこと全部が空回り。
そうこうしていると体調に異変が…。
私は過敏性腸症候群なので、お腹が張ってしまい、パンパンに膨れたお腹が苦しくてたまらなくなってしまったのです。
おならなんか初めての職場でする勇気もないし、お昼休憩までひたすら耐えるしかありませんでした…
その出来事だけで、「あぁ、これは仕事続けられないかも…」と本気で思っていました。
塾長人の目を気にしすぎると、自分の身体が“限界”を教えてくれます
何もかもが怖くなった2日目以降。辞めたいのに言えない苦しさ
次の日から、仕事どころか、仕事以外の時間（仕事に行く備えをしている時間すら）もしんどいと思うようになっていました。
「辞めたい」──その気持ちが頭から離れません。
でも、入ったばかりでそんなこと上司に言えるはずもなく、かと言って無断で休む勇気もない。
まさに詰んでいる状態でした。
何をしていても頭の中は「どうやって辞めるか」でいっぱい。
夜になると、明日どんなことが起きるかを想像しては、不安で眠れなくなっていきました。
朝が来るのが怖い。
仕事に行くのが怖い。
「このままじゃ心が壊れてしまう」と直感的に感じていました。
塾長誰にも言えない地獄ほど、人を静かに追い詰めます
救いになったのは“退職代行”という最終手段の存在
そんなとき、ふと思い出したのが「退職代行」という選択肢でした。
「もう本当に無理なら、これを使って逃げればいい」——そう思えたことが、私の心を軽くしてくれました。
「いざとなったら逃げてもいい」と思えたことが、自分を支える大きな心の支柱になったのです。
“最悪の時の切り札”があると思えるだけで、少し踏ん張れる。
そう心に痛感しました。
心が折れそうな人にとって、「逃げ道の存在」は決して甘えではありません。
それは、生き延びるために必要な“選択肢の一つ”なのです。
塾長逃げ道があるとわかれば、人はもう少しだけ頑張れます
“逃げる勇気”が未来を変える。HSPが自分を守るために必要な考え方
「逃げてもいい」と言われても、実際にどうしていいのか分からない。
そんな心の声が、聞こえてくることはありませんか？
ここでは、実際に仕事を辞めた（バックレた）後にどうすれば心が回復するのか、自分らしい働き方や生き方をどう考えていくのか。
真面目でHSPな人だからこそ持てる“しなやかな生き方”についてお話しします。
働き方はひとつじゃない。“普通”に合わせなくても生きていける
会社員として朝から晩まで働くことが正解だと思っていませんか？
「でも、自分はいい歳だから、この先アルバイトで生きていくなんてダメなんだ…」
そんな声も聞こえてきそうです。
でも、世の中にはいろんな働き方があります。
フリーランス、時短勤務、在宅ワーク、副業……自分のペースで働ける道は、思っているよりもずっと多いのです。
HSPの人は特に、「周囲の空気」や「ノルマ」に敏感なので、自分に合わない環境ではパフォーマンスを発揮しづらくなります。
無理に“普通のレール”に乗ろうとするより、自分にとって心地よい道を探すほうが、結果的にうまくいくこともあるのです。
塾長“普通”から降りる勇気が、あなたらしい人生を連れてくれます
失敗してもいい。逃げた後に、もう一度選び直せばいいだけ
仕事を短期間で退職したり、バックレたりした経験があると、「もう社会で通用しないんじゃないか」と思ってしまうかもしれません。
でも、それは違います。
一度立ち止まったって、また進めばいい。
選び直すことに遅すぎるなんてことはありません。
「合わなかった」ことに気づけたあなたは、ひとつ学びを得ています。
その経験は、次の仕事選びに必ず生かされます。
大事なのは、「もうダメだ」と思った自分を責めずに、次に何を選ぶかを大切にすることです。
塾長人生に“やり直し”があるってことを、私はこれから証明してみせます！
心を壊す前に逃げるのは、ちゃんと“自分を愛している証”です
HSPの人は、人の気持ちには敏感でも、自分の心の声を聞くのが苦手です。
だからこそ、あえて伝えたいのです。
心が壊れる前に逃げるという行動は、自分を守るという“愛ある行為”です。
無理を続けることは立派ではありません。
優しすぎて、責任感が強すぎて、自分を犠牲にしてしまうあなたにこそ、「もっと自分に優しくしていい」と伝えたいのです。
塾長誰かの期待に応えるより、自分の心を大事にするほうが強いです！
さいごに
退職の意志を伝えるのは、本当に心が疲弊してしまいますよね…。
私も、そのシチュエーションを想像しただけで、とてつもないストレスで、夜に気が狂いそうになっていました。
入社して数日などは特に言い出しずらくて悩んでしまいます。
あなたも、本当にもう無理だ…と思ったときは退職代行に相談してみてください。
退職代行という切り札があるというだけで、かなり心が軽くなるはずです。
塾長無理をしないで自分をやさしく扱ってあげてください
まとめ
- 真面目でHSPな人は、職場での些細な出来事にも強く反応してしまい、自分を責めすぎて限界を迎えやすい傾向があります。
- 初出勤での空回りや職場の冷たい空気が心に重くのしかかり、ストレスが体にまで現れることがあります。
- 辞めたいと思っても言えず、無断欠勤もできないまま追い詰められる苦しさは、静かに心を壊していきます。
- 退職代行のような“逃げ道”の存在を知ることで、心の余裕が生まれ、もう少し頑張ろうという気持ちが湧くこともあります。
- 逃げることは決して甘えではなく、自分の心を守るための大切な行動であり、それは“自分を愛している証”なのです。
